ぶいすぽっ！運営のバーチャルエンターテイメントが性的イラスト販売等の著作権侵害行為への対応状況を公開

2025年1月29日

株式会社Brave group子会社、株式会社バーチャルエンターテイメント (VTuberプロジェクト「ぶいすぽっ！」運営) は1月28日、同社の誹謗中傷対策委員会の活動報告を公開。本プロジェクト所属タレントの性的イラストを公開および販売する著作権侵害行為を行っていた人物との示談が成立したと発表しました。

同社はぶいすぽっ！所属タレントの性的イラストを作成のうえ多数掲載し、 Webサイト等でも販売していた人物を特定。そのうえで、特定した同人との間で、当該イラストの全部を削除し、直ちに販売を取りやめること、今後もぶいすぽっ！をはじめとする同社グループ所属のタレントに係る性的イラストの掲載・販売をはじめとする著作権侵害や誹謗中傷行為等を行わないことの確約を得た上で、損害賠償として2000万円の支
払義務を負う (但し今後、上記の確約を遵守し、かつその一部として250万円の支払いを遅滞なく完了すれば残部の支払義務を免除する) 旨の示談が成立したと発表しました。

さらに、上記と類似した複数の案件についても、本人を特定し、損害賠償請求を実施しているとしていることに加え、所属タレントに対する誹謗中傷行為等に対し、投稿者やサイト運営者、プロバイダー、プラットフォーマー等に対する複数の裁判、交渉等を並行して進めているとしています。

なお、同社 (ぶいすぽっ！) では「二次創作・動画転載ガイドライン」により、性的描写や性を想起させるようなイラストの作成および掲載、販売は禁止となっております。