ぶいすぽっ！オーディション応募者の個人情報流出を認め謝罪

2024年6月25日2024年8月1日

株式会社Brave groupおよび子会社の株式会社バーチャルエンターテイメント（以下同社）は6月25日、同社運営のVTuberプロジェクト「ぶいすぽっ！」JP（日本グループ）オーディション応募者の個人情報流出を認め、お詫びを発表しました。

株式会社バーチャルエンターテイメントの発表

同社が公開した6月25日22:00現在判明している状況は以下の内容となります。

閲覧可能な状態にあった回答内容の件数	約7,000件
漏洩の対象者	「ぶいすぽっ！JP オーディション」に応募いただいた皆様
発生した可能性のある期間	2024年6月4日20:05～2024年6月25日17:50
閲覧可能な状態にあった個人情報の項目	氏名お住いの都道府県（ただし、誤って住所まで入力されていた方については住所）電話番号生年月日使用SNS 志望動機など

「Googleドライブ」で管理するファイルにおいて、「ぶいすぽっ！JP オーディション」の応募者用Google Formに回答した内容が、同Formの「編集用URL」を知るに至った第三者において閲覧可能な状態にあったことが6月25日17:15に判明。
編集用URLはオーディションサイト上で一般公開されていた状態ではなく、何らかの形で編集用URLが流出した可能性が高いと考えている。
アクセス履歴の調査を進行している最中だが、同一日に同社グループ内の他の情報も同様の経路で漏えいしている可能性が否定できず、故意による漏洩や不正アクセスの可能性も十分あり得るため、慎重に調査を続けている。
漏えい対象者の皆様にも速やかに個別に謝罪、ご連絡すべき事態と認識。ただ、上記のような状況であるため、今しばらくお待ちいただけるようお願いする。
本件の調査に伴い、グループ会社においても同様の情報漏えいが発生している可能性があり、併せて慎重に調査を進めていく。
告知・お問い合わせ先については、同社グループ全体の告知・お問い合わせ先として、親会社である株式会社Brave groupに一本化したうえで進行していく。

さらにBrave group社は、「ぶいすぽっ！ JPオーディション」に加えて「Brave group総合オーディション」、子会社株式会社ENILIS運営の「HareVare VLiverオーディション」の応募者回答内容も閲覧可能な状態にあったと発表しています。

Brave group社は上記状況に照らし、故意による漏えいや不正アクセスの可能性も十分あり得るため、今後、慎重に調査を続けていくとしています。

閲覧可能な状態にあった回答内容の件数	約2,610件
漏洩の対象者	「Brave group総合オーディション」に応募いただいた皆様
発生した可能性のある期間	2024年6月4日19:40～2024年6月25日17:50
閲覧可能な状態にあった個人情報の項目	氏名お住いの都道府県（ただし、誤って住所まで入力されていた方については住所）電話番号生年月日使用SNS 志望動機など

閲覧可能な状態にあった回答内容の件数	約1,043件
漏洩の対象者	「HareVare VLiverオーディション」に応募いただいた皆様
発生した可能性のある期間	2024年6月4日20:16～2024年6月25日17:50
閲覧可能な状態にあった個人情報の項目	氏名お住いの都道府県（ただし、誤って住所まで入力されていた方については住所）電話番号生年月日使用SNS 志望動機など

Google Formの編集用URLの閲覧・編集範囲が「このリンクを知っているインターネット上の全員が閲覧できます」と設定されていたことから、この編集用URLのリンクを知っていれば、誰でも、編集用URLにアクセスし、上記個人情報を閲覧できる状態であった。
ただし、オーディション応募フォーム上に掲載されているURL（回答用URL）と、回答内容が確認できるURL（編集用URL）は別のものとなっており、オーディションページに掲載されているURLは回答用URLであったことから、個人情報を閲覧できるURLがオーディションページ上で一般公開されていたわけではなかった。
本事案が判明後、6月25日17:50にクラウドサービス上のファイルへのアクセス制限を実施し、第三者が編集用URLにアクセスできる状態は解消済み。また、現時点においては不正使用などの被害が発生した事実は確認されていない。

ぶいすぽっ！日本のオーディションに関する情報の事実確認を実施一部で「応募者情報漏洩」と拡散か

個人情報流出に関するお詫びとご報告
ぶいすぽっ！

個人情報流出に関するお詫びとご報告
株式会社Brave group

Posted by PROGRESS