ジンゴ (JINGO) さんがVTuber「filian」との間で発生したモデル問題の解決を報告

イラストレーター・3Dモデル制作者のジンゴ (JINGO) さんは1月13日、個人VTuber「filian (フィリアン)」さんとの間で発生したモデル関連の問題が解決されたことを報告しました。

オリジナル3Dモデル「竜胆」 / filianさん

ジンゴさんは2024年7月5日、自身が権利を保有するオリジナル3Dモデル「竜胆」をベースにしたfilianさんのねんどろいどフィギュア製作について、事前連絡を受けていなかったことを明らかに。これを受けて、グッドスマイルカンパニーはfilianさんのねんどろいど製作決定に関するX (旧Twitter) のポストを非公開とし、Anime Expo 2024の同社ブースからも告知を撤去していました。

また、filianさんが用いていた別のオリジナル3Dモデル「ミント -Mint-」の制作者である「こまど (komado)」さんも声明を発表するなど、影響が拡大していました。

さらに、filianさんが過去にオリジナル3Dモデルを無料で使用していると受け止められかねない発言を行っていたことも判明していました。

こんにちは、STUDIO JINGOのジンゴです。

昨年の夏、過去にあるVtuberとの間で発生したモデル関連の問題を円滑かつ尊重のあるコミュニケーションを通じて解決できたことをお知らせします。

当該Vtuberの方は事前連絡とクレジット表記の要請に肯定的に答えてくださり、双方が協力して問題を円満に解決することができました。

私は私のモデルを使用するすべての方々に同じ規約を適用することが公平性を維持するのに重要だと思います。
したがって、今回の合意過程では金銭的な取引が全くなかったことを明確にしたいと思います。
私たちの合意は、開かれたコミュニケーションと相互尊重に基づいて行われました。

利用規約に対する初期の誤解があったにもかかわらず、当該Vtuberとチームは私の作業を尊重し、必要な調整を進めてくださいました。
これからも前向きで協力的な関係を続けていくことを期待しています。

関心を持ってくださったすべての方々に感謝いたします。

ジンゴ

今回のジンゴさんの声明により、filianさんのモデルに関する問題は一定の解決を迎えましたが、今後もfilianさんがジンゴさんのオリジナル3Dモデル「竜胆」を使用し続けるのか、それとも新たなモデルを制作するのか等については、現時点では不明です。

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