インドネシアコンテンツクリエイター協会 (AKKI) が設立 VTuber支援に注力の方針 インドネシア政府も支援へ
インドネシアのコンテンツクリエイターを支援する団体「インドネシアコンテンツクリエイター協会 (Asosiasi Konten Kreator Indonesia / AKKI)」の設立が1月12日に発表。大きな焦点として、VTuber支援に注力する方針であることが明らかになりました。

設立イベントでは、会長にHelmy Yahya氏を。副会長にDeryansha Azhary氏を選出。Helmy氏は「Alhamdulillah (アッラーに賛美あれ)。これがインドネシアにとって良い方法になることを願っています」とのコメントを発表しています。
インドネシア政府 (プラボウォ内閣) のテウク・リーフキ・ハルシャ (Teuku Riefky Harsya) 創造経済大臣は「コンテンツクリエイターが直面する課題に取り組み、政府とクリエイティブセクターとの連携を強化する上で、この協会の重要性は大きい」との声明を発表。AKKIを支援していく方針を示しました。
Kilat.comは、AKKIの大きな注目点の1つとして、若い世代の間で人気が高まっているVTuberに対する姿勢であり、これに対する代表が誰になるのかに注目になるとしています。
Deryansha氏は、VTuberは視聴者を引き付け、質の高いコンテンツを制作する大きな可能性を秘めているとして「この協会がVTuberのニーズに対応し、必要なサポートを提供できることを願っています」と述べています。
インドネシアはホロライブプロダクションやAKA Virtualなど日本に拠点を持つVTuber事務所にとどまらず、現地発の事務所および個人の躍進が目覚ましく、今最もホットな地域の1つとなっています。今回のAKKIの設立およびインドネシア政府の支援により、インドネシアのVTuberを含むコンテンツ業界の更なる躍進が期待されるでしょう。