個人VTuber「Sinder (シンダー)」に批判が集中 海外で炎上状態に

4月30日現在、英語圏の個人VTuber「Sinder (シンダー)」さんに批判が集中し、いわゆる「炎上」状態に発展していることが判明しました。

Sinderさん

Sinderさんと数年来仕事をしてきたNanolessさんは4月26日、Sinderさんとそのマネージャー Redacted氏から他のVTuberタレントとの関係断絶や、操作、誹謗中傷をするよう仕向けられてきたなどとする内容を告白。そして、Sinderさんとの仕事上の関係を終了することを明かしました。

これを受けて、BaoさんやSilvervale (シルバーベール) さんなどの英語圏VTuberタレントがNanolessさんの告白を証明する内容を相次ぎ公開。「友人だと思っていた相手が、自身を貶めていた可能性がある」と、英語圏を中心に幅広い交流があったSinderさんに裏切られたという失望の念を抱くタレントや視聴者は多く、個人タレントとしては異例の規模の「炎上」状態に至っていることが判明しています。

Sinderさんは同日、Redacted氏をマネージャーから外したことを発表しましたが、親密とされる両氏の関係を理由に支持を得られていない模様で、こうしたSinderさんのポスト (ツイート) には英語圏のVTuberタレントや視聴者からの声 (批判から案ずるものまで) が寄せられており、とくにシャイリリー (Shylily) さんによる激しい批判的リプライには多くの賛同が集まっています。

さらに、SinderさんのYouTubeおよびTwitchチャンネルの登録者数も2万人以上の減少に転じています。

なお、海外の一部では、過去のVTuber事務所運営企業および所属タレントによる不祥事を受けた強い不信から個人タレントを推す方もおられる模様ですが、こうした方々の間でも今回のSinderさんをめぐる「炎上」により、深い失望の念を抱いている様子も見られます。

今回のSinderさんをめぐる問題は、現在も進行中のものとなっています。今後も続報が判明次第、お伝えします。

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