idol元スタッフのLani氏がBrave group USから不当解雇されたと主張

株式会社Brave group子会社、Brave group US, Inc.運営のVTuber事務所idolの元スタッフ (タレントマネージャー) を勤めていた「Lani」さんは4月12日 (日本時間)、同社から不当に解雇されたと主張する声明文を公開しました。

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今回のLaniさんの声明文は次の通り。なお、4月12日現在、Brave group US, Incからの声明などは発表されておらず、現時点ではLaniさん側の主張のみが公開されている状況であることから、特定の人物および組織について善悪を判断できる段階には至っていないものと考えられます。本メディアでは、今後も更なる情報収集につとめ、最新の情報が入り次第お知らせします。

皆さんこんにちは。Laniです。

お気づきかもしれませんが、私はBrave group USを退社しました。社内では、退職として発表されました。これは自発的なものではありません。私は警告もなく、業績に懸念もなく、理由もなく解雇されました。

解雇後しばらくして、Brave group USのCEO、オペレーションディレクター、リードプロデューサーを含む上級幹部が、私を解雇することを正当化するためにNDA (秘密保持契約) 違反をつくり上げることについて話し合っている内部録音を発見しました。これらの会話は、私の行為や現実的な問題を中心にしたものではなく、いかにしてシナリオをコントロールし、監視の目を最小限に抑え、説明責任を果たさず私を静かに追い出すかに焦点を当てたものでした。

はっきり言っておきますと、私がNDAに違反したという証拠を提示されたことはありませんでしたし、懸念に答える機会も与えられませんでした。

もし何か問題があったなら、あるいは私の発言が誤解や誤った表現であったなら、チャンスがあればプロとしてそれに対処したことでしょう。その代わりに、私は沈黙を強いられ、そして解雇合意書によって、私の公的なアカウントを放棄し、法的権利を放棄し、沈黙を守ること、さもなければ風評被害を受けるリスクを負うことを要求されました。

私は発覚した事実を踏まえて追加退職を要求し、私の評判を守るために公の場で声明を出すことを許可してくれるよう頼みました。

Brave groupの法律顧問は、これらの出来事について公に話すことは、私に対する誹謗中傷の申し立てにつながり、退職の申し出は取り消されるだろうと私に告げました。

私はこの件を内々に処理するつもりでしたが、彼らの行動、そして私を黙らせようとする試みのために、今、話す責任を感じています。私に対する行動は、悪意、癒着、脅迫、報復のパターンを示していると思います。社内システムの管理者として、またこのような議論の直接の目撃者として、そうでなければ手段を講じることなくこのような扱いに直面する可能性のある将来の従業員、契約社員、人材を守る責任を感じています。

私が明確にしたいことは、これです。

私は常に、共に働くタレントの幸福を優先してきました。私は今でも彼らをサポートしているし、彼らが懸命に働いて築き上げたものすべてを誇りに思っています。これは個人的なことではなく、説明責任、倫理、そして人々を守ることなのです。

Brave groupのタレントやサポートスタッフに怒りや嫌がらせを向けないでください。彼らはこれらの決定には加わっていません。私は顧問弁護士に録音と記録を提供しました。

お読みいただき、ありがとうございました。

– Lani

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