カバー谷郷元昭社長「私たちはVTuber業界の5年後ではなく“10年後”を考えている」インタビューで語る
カバー株式会社の谷郷元昭社長は12月18日、同社運営のVTuber事務所ホロライブプロダクションについて、GamesRader+のインタビューに応じました。
谷郷社長は、ホロライブプロダクションのインディーゲームレーベル「holo Indie」について、現在のゲームメーカーと競争相手になるものではなく、インディーゲーム開発者をサポートするものであること。メタバースサービス「ホロアース (Holoearth)」のコンセプトについては、UGC (User Generated Content / ユーザー生成コンテンツ) に重点を置いたメタバースを作成することであり、holo Indieのようにクリエイターと一緒に働きたいと思っていることを明かしています。
また、日本がVTuberの始まりとなった理由としては、初音ミクおよびUGC文化を始まりとし、VTuberが次のステップになったとの見方をしています。
5年後にVTuber業界がどうなっているかという質問に対しては、5年というスパンではなく、10年後のことを考えているとしています。その理由としては、初音ミクが10年でメジャーになったことを挙げ、VTuberも10年でメジャーなものになると予想しているとしています。
最後に、所属タレントの卒業や配信活動休止について心配するファンに対しては、タレントは私たちにとって本当に重要かつ、それをより良くするためにできる限りのことをしており、ファンの皆さんが私たちと一緒に、タレントを見守ってくれることを願っているとしています。